最近の事情
ここ最近大型ボス戦への参加が増えた白法ですが、ここを読んでいる方の中にもそういう方は多いのではないでしょうか。
特にジャクム。開催チャンネルが3つに増えてからは容易に参加できるボスになり、ドロップ品目当ての参加も非常に簡単になりました。
(同時にジャクム産ドロップに魅力を感じない人もかなり増えたと思いますが)
さて、ボス戦が終わり、いざ抽選をしようとなったときにまずどんな抽選方法が思いつくか。
大抵はメル(またはETC)をまいて、拾った額(個数)で順番が決まると言うものでしょう。(通称をくじとします)
では「くじ」は本当に公平か?野良PTでも使えるか?
この記事では野良PTでも使いやすい抽選方法を模索していきます。
自分が主催になった場合に覚えておくと、余計なトラブルを減らせるかもしれません。
※注意※この記事は現在最も行われているであろう「くじ」を否定するものではありません。
ただ、抽選方法は「くじ」一択ではないと言う事を認識してもらいたいと考えてもらいたい為、要所要所で「くじ」を 引き合いに出します。
白法は「くじ」が嫌いなわけではありませんのでそこのところは勘違いなさらぬようお願いします。
抽選方法の紹介その@〜くじ〜
@メルを地面に参加者の数だけ置きます。このとき同じ額を出さないよう、また、なるべくランダムになるよう置きます。
A当たりの金額を言います。大抵11メルが1番目で、12メルが2番目、13メルが3番目・・・と言う感じですので、 ほとんどの場合省略されます。
B抽選参加者にメルを一つ拾ってもらいます。拾ってすぐに自分の拾った額を言ってもらいます。
当たり前ですが、メルをまいた人は最後に拾います。
C1番の人から順番に欲しいアイテムを貰っていきます。
また、メルではもし自分の拾った額が分からなかったりする場合にやり直す事になる為、ETCや消費アイテムを変わりにまく事 もあります。その場合は大抵の方が持っていないようなものを選ぶと分かりやすくていいです。
また、注意すべきなのは17メルから税金が取られるようになることです。
17メル落としても誰かが拾えば16メルになってしまいますし、34メルからは2メル取られるので、32メルになってしまいます。
ややこしくなってしまうので、7人以上で抽選するのならばアイテムを落として抽選するべきでしょう。
メリット:すでに多くの方が一度は参加したことがある方法なので、わざわざ説明する必要が無い。
ぶっちゃけ、人数分メルまけば皆勝手に取ってくし勝手に順番来まるので、抽選時間の短縮に繋がります。
デメリット:まく人に取り入れば容易に不正可能。
何処に1番にあたるものを置いたのかを聞くだけですからね。
なお、モンカニなどのように組み合わせを決めるタイプのくじの場合は10メルを3つ、11メルを3つ。などのようにまきます。
抽選方法の紹介そのA〜数当て〜
←この場合、落下物君が1番、ロジュ君が2番
@参加者に下一桁(人数が多い場合は二桁)の好きな数字を言ってもらいます。
A代表者が手ごろな敵を攻撃します。この時、杖殴りなど極端に弱い攻撃はNG。
B一番数字が近い人から順番が決まります。(叩く人もあらかじめ宣言しておけば大丈夫)
注意すべきなのは、叩いた人と見てる人で出る数字が違う事があること。
また、叩いた人には見えても他の人には数字が見えないこともあります。これらのバグは滅多に起こる事ではない ので、もう一度叩きなおせばOKです。
メリット:叩く人も見てる人もどの数字が出るか分からないため公平に見える。
デメリット:参加者同士で言った数字が被った場合、または全員の順番を厳密に決める必要がある場合は 複数回この抽選をする必要があるため、くじに比べて非常に時間がかかる。
人数が少なかったり、ジャクムの兜だけなど、何か一つのもののためならば優秀な抽選方法と言えます。
抽選方法の紹介そのB〜叩きあい〜
↑この場合ロジュ君が1番。落下物君が2番、白法が3番となります。(ロジュ君と白法が被って見づらいけど)
@参加者が手ごろな敵を叩き、下二桁(または下三桁)の数字を代表が記録します。
A参加者全員分記録をとります。
B一番数字が大きい(または小さい)かたを1番にして、順番が決まります。
数当てと同じく、叩いた人と見てる人で数字が違う可能性がありますので、記録をとる際には必ず確認をするようにします。
メリット:数当てと違い、順番が一回で決まる可能性が高い。また、公平性もある。
デメリット:全員が叩き、それを記録(全チャで報告すればいいが)する必要があるため、時間がかかる。
叩きあいの派生として、円順叩きあいというものがあるそうです。
下2桁の円順叩き合いで行います。
参加者全員が、叩き合いをし、出たダメージ下2桁を記録します。
その後、最後に主催が叩き、出たダメージ下2桁を最強の数字とし、ぐるっと回って、最強の数字+1の数字が最弱の数字となります。
【例】叩き合いで 04,11,12,38,40,73,91,98が記録され、最後に主催が出した数字が79だった場合・・・
⇒73(1位) > 40 > 38 > 12 > 11 > 04 > 98 > 91(ビリ)の順に強さが決まります。
主催が最後叩くまで、誰が当選なのかが分からないのでドキドキです!
※あるえんの硝子靴より引用
ただし、円順叩き合いの場合は主催は抽選に参加できないので注意してください。
抽選方法の紹介そのC〜カウントダウン〜
←この場合ロジュ君が1番、落下物君は2番
@代表がカウントダウンをするので、「a」と発言するように伝えます。(別に発言は何でもいいけど、揃えたほうがあとで分かりやすい)
Aカウントダウンして、0のあとに発言したから順番が決まります。
Bただし、フライングして、0の前に発言した方は一番最後になります。
知っている人は知っている。ジャミロク様の抽選方法のご紹介。
ただし、この抽選方法は知っている人がまず間違いなく少ないので、最初は説明を入れる必要があるでしょう。
メリット:一回で順番が決まる上に、非常に分かりやすい。
また、チャット欄だけで抽選可能なので早い上に場所を選ばない。
デメリット:大人数での抽選の場合、ラグがひどい人が1番をとるのは厳しい可能性がある。
また、カウントダウンをする代表があらかじめ「○分に0と言う」など打ち合わせをした場合など、不正が起こる可能性もある。
個人的に非常に好きな抽選ですが、不正可能なのが残念なところ。
また、代表に抽選権が無いのもネックですね。
抽選方法の紹介そのD〜ハイ&ロー〜
↑この場合落下物君が当たり。それにしても0回とは・・・
@複数回実行可能で、やる人自身で操作不可能な現象を探します。
(例として、書を貼る、モンスターへの攻撃で下二桁が50以上、ズラがずれる等
A何回その現象が起こるのか、ハイ&ローで参加者に予想してもらいます。予想する時は上段、下段に分かれると分かりやすいですね。
B実際に実行し、ハイかローか判定します。
C順番が決まるまでABを繰り返します。
メリット:抽選自体が楽しいものとなる可能性がある。
ハイ&ローなので、比較的わかりやすい。
デメリット:順番を決めるのには時間がかかる。
公平性が実行する内容によってしまう。
この抽選もあまり見ません。やはり公平性の薄さと時間がかかることがネックだからですかね。
上のSSでは書の宿る回数でハイ&ローを決定していますが、貼る人が100%書を持っていたら不正可能ですよね。
また、モンスターへの攻撃で下二桁が50以上かどうか、というものも微妙です。
それなら数当てでいいじゃないか。わざわざハイ&ローにする必要が無い。
そうなってくると実はズラDKのへべぺさん向けになってくるんですよね。
ずれるかどうかは本人にもわからないそうですし、そもそもバグなんだから確率なんか無い。
非常に公平性が高く、へべぺさんがズラッシャーできるところならどこでもいいので場所も選ばない。
へべぺさんしか出来ないんですけどね!
※ズラDKについて詳しく知りたい方は上の「ズラがずれる」リンクから飛んでいろいろ見てきてください。衝撃です。
その他&まとめ
他に抽選方法としては、「全員で書を貼って、貼りついた回数で決まる」とかありますが、 あらかじめそういう抽選であると分かっている場合はいくらでも不正可能なのでおすすめできませんね。
ただし、突発的にやるのならば上記の抽選方法はどれも公平です。
言ってしまえば、野良PTならくじ以外の抽選方法を選んだ時点で不正不可能でしょう。
100%書を常に持ち歩いている人なんてそうそういませんし、数当て・叩き合いならば大抵公平ですし。
※厳密に言えば、メイプルにおけるダメージが均一分布に従っていないと公平とは言えない。
もし正規分布に従っているとなると真ん中の値を言えば大抵当たる事になってしまうし。
ただ、私はダメージは均一にバラついていると考えているし、実際ダメージを1000個計測してグラフ化を10回繰り返したが、 どう見ても正規分布ではなかった。
とはいえ1000個程度ではデータが足りないとか、ヒールアタックでの検証だから他のスキルだと違うかもしれないだとか、 職によっては正規分布かもしれないとか色々可能性は残っているから断言は出来ない。
あくまでも私は公平だと思う。というだけの話なのだ。
同じ抽選方法ばかりというのは楽ですが不安がついてまわりますし、 たまには変わった抽選方法を考えてみるのはいかがでしょうか?
ここまで書いておいてなんですが、不正可能かどうかばっかりを考えて抽選などしない方が楽しめます。
自分が主催で、抽選方法を今までのものから変えようと思ったときだけ、頭にいれて考えればそれでいいと思います。
不正することしか考えていない人なんてそうそういませんよ。